食文化普及事業
2023年10月20日 13時52分今日の3・4校時に愛媛県食文化支援事業の
一環として、地方局農業振興課と三間町産業生活課主事、生活研究協議会三間支部の方の御協力のもと、地域素材を使った調理実習が行われました。
最初に最近注目されている食材「つるむらさき」の
紹介がありました。三間町の生産量は全国でもトップテン
に入るそうです。「ホウレンソウのちょっとぬめりがある
食材」ということでしたが、どんな味なのでしょう。
初めて食べる人も半分以上いて、楽しみです。
でっいきなり「始めましょう。」と言われ子供たちも
班に分かれて作り始めたのですが・・・、
なぜかカオス状態に・・・。
実は、子供たちは何を作るのか、どうやって作るのか、
何人分つくるのか、何も知らないままスタートして
いたのです。
途中で、説明を入れてもらいましたが、
大変興味深かったのは、指示されなくても
自分たちで近くの大人に聞いたり、レシピを
見に行ったりして自主的に活動していたことです。
時間は予定よりたくさんかかりましたが、
子供たちは疲れるほどよく考え、動いていました。
その中でも、普段家で手伝いをしている子たちは、
抜群に光っていました。手際、丁寧さ、道具の扱い、
笑顔、4・5人の候補者がいましたが、
今日の校長賞はY・Sくんです。感心しました。
午後1時、やっと食事になりました。
自分たちが苦労して作ったからなのか、
冷めているけどとても大切に食べていました。
いつもは黙っていたら暖かいご飯を用意してくれる
家庭が多いのではないでしょうか。自分でやってみて
初めて作ってくれる人のすごさが分かるはずです。
三間米、つるむらさき、さつま芋、玉ねぎなど自分たちで
切って、焼いて、茹でて作ったものは「まずい」なんて
言う人はいませんよね。「おいしい」の声がホールに
響いていました。おかわりもたくさんし、休んだ子の
分もほとんど食べてくれました。
その中で、食後に何やら奪い合う人たちが…。
ミカンです。1人10個以上食べている人もいました。
こんなにミカンを喜んで食べるなんて思いませんでした。
是非みかん山に連れて行って、ミカンの木から好きなだけ
食べさせてあげたい。
感想発表でも、次つぎと手を挙げて自主的に
発表してくれました。
最後にみんなで片づけて終了しました。
やはり慣れてくると速くなりますね。
本日来ていただいた皆さん、大変ありがとう
ございました。子供たちにとってとても
有意義な時間となりました。
楽しかったので、またしたいですね。