着衣水泳
2024年7月16日 14時05分先日、中国籍の20歳の女性が海水浴で沖に流され、
36時間後に80km離れた海の上で偶然通りかかった
船に発見されるという事件がありました。浮き輪があって
よかったと思いますし、広い海で発見されたことは
奇跡としか言いようがありません。
我々は島国で生活し、海だけでなく川や沼、水路など
水の危険はいたるところにあります。
いつどんな時にでも適切に命が守れるように
いろいろな訓練をしておく必要があります。
今日は、着衣泳をしました。プールサイドで
説明を聞き、さっそく服を着たままシャワーを浴びてみます。
いつもと違う肌触り、そして服がぬれると
重くなって、動きづらいですね。
プールに服を着たまま入ってみると、いつもの
水泳とは体の重さや水の抵抗が違うのがわかります。
浮かんでいることが命を守る絶対条件です。落ちていた
ペットボトルにしがみついて力を使わずに浮く練習ですが、
最初は怖くて足や首に力が入るため、沈んでしまいます。
しかし、たった5~10分の練習で全員がペットボトルだけで
浮くことが出きるようになりました。力が抜けて
大変上手です。
最後に全員が5分間、ラッコ浮きに挑戦です。
1年生はまだ怖くて、顔が緊張していますが、
なんとこれも1発で大成功!!
今年は、ゴーグルも外させて、水の中で目を開ける練習も
できました。みんな知らないのですが、海の中で目を開けても
プールと同じように見えるんですよ。海の塩分は体の
塩分と同じであるため、しみたり痛かったりしません。
チャンスがあったら挑戦してみてね。
まあ、できればこんなことになる前に気を付けて
遊んでほしいですけどね。